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私の好きな漫画作家さんの一人、吉村明美さんの「薔薇のために」がなぜか台湾で実写化されていた。何故に台湾?タイトルは「薔薇之恋」になってたけど…。 オフィシャルサイトは★こちらから★ 早い地域では4月頭から放送されていたようで…、私が見られるのは5月から。埼玉放送で宣伝していて、画面に「薔薇のために」 吉村明美ってちっちゃく出たたので、ぶっ飛んだ。えぇー、あの漫画の実写版?って。最初台湾っていうのも気づかなくて…。ちなみに韓流ならぬ華流というそうだ。 漫画では結構面白い話でも、実写にすると陳腐になって話題にもならずこけてしまうことがあるので、心配。槙村さとるさんの「おいしい関係」なんて面白い話なのに、中山美穂主演でドラマ化されて、おもいっきりコケたしなぁ。見る気もおきんかったよ。「薔薇之恋」は台湾では人気は出たのか? 吉村明美さんの作品 吉村明美さんの作品で一番好きなのは、「麒麟館グラフィティー」。「薔薇のために」はその次かな?「薔薇のために」は一見いかにも少女漫画なストーリーなので、敬遠される方もいらしゃるかもしれない。でもありがちなご都合主義ではない!のだ。主人公も周りの人も、最初はお互いに遺恨があって、ぎすぎすした関係なんだけど、なんだかんだと本音でぶつかり合って、時には非情なくらい心の傷をえぐったり、そして時にはなめあったり?しながら歩み寄っていくっていう過程が面白い。 そういう意味では「麒麟館グラフィティー」と「薔薇のために」に流れるテーマは同じなのかもしれない。両方とも北海道が舞台ってことで、物語の背景としてちょっと壮大で、ロマンティックな感じ(ちょっと現実離れしているけどノスタルジックな感じ)っていうのも共通している。 薔薇のために 今漫画は実家においてあるので、詳しく語れないのが残念だけど、軽くストーリーを紹介してみる。 主人公は、枕野ゆりというぽっちゃり系でなんのとりえもない(いや、家事だけは上手い!)、一見のほほん系の女の子。育ててくれたおばあちゃんに死なれ、死んだと思っていた本当のお母さんに引き取られるという名目で北海道に行くこととなる。そのお母さんというのが有名女優で鼻持ちならない人物。北海道には姉一人、兄一人、弟一人がいるんだけど、ゆり以外の3人は美形ぞろい、しかも3人とも一見典型的ないじめっこ。ゆりは最初彼らに家政婦としてこきつかわれるんだけど…。 ってここまで書くと昼ドラ以外の何者でもないな…。姉兄弟がゆりをいじめるっていうのもそれなりに複雑な事情があるというのも描かれるし、ゆりもぼけぼけしていると見せかけながら、必死で食ってかかったりするという本音のぶつかり合いが面白い。そうしてなんだかんだと少しずつ姉兄弟に受け入れられていくのだ…。 私の説明ではだたの不幸脱出物語みたいだけど、実は緊張感のある場面はほんの一部で、全体的にはユーモアとほのぼのした雰囲気が先行していて、何も考えなくても楽しめる漫画かと。のほほんとした日常と、緊張感のあるやりとりのコントラストがまたなかなか面白いんですよ。兄弟が美形なのでいろいろドキドキな事件があるのは少女漫画のお約束。これはこれでなかなかよし。でもただのドキドキじゃあないよー。 漫画が手元にあればもう少しましなことが書けるんだけど…。身にしみる言葉がいっぱいちりばめられていた覚えがあります。 麒麟館グラフィティー 少女漫画としては、結構衝撃的な漫画だった記憶が…。あらすじを書いてみるとやはり最初は少女漫画的設定なんだけど… 主人公妙はアパート「麒麟館」の管理人をやっている、女っ気全く無しのたくましい人物。ひょんなことから天然な菊子を拾ってしまい、一緒に暮らすことに…。菊子は妙と全く対照的でぽわぽわした女の子らしい子で、家事は万能。でも実は菊子は妙が学生時代に片思いしていた宇佐美先輩の奥さんだった…。 宇佐美先輩は一見頭も顔もよく、万能なんだけど、菊子に対しては異常な亭主関白ぶりを発揮する男。その宇佐美に対し、妙と菊子が恋のライバルという不思議な関係でありながら、タッグを組んで立ち向かっていくというストーリーになっている。 ここで衝撃的だったのは世間的に完璧で口も達者、態度も横柄、でも暴力的な男性に対し、泣き寝入りするとか逃げるとか、もしくは少女漫画的に言うと、黙ってても誰かが助けてくれる展開とかになりそうなのに、なんだかんだと二人で立ち向かっていくところ。とりあえず、自分の居場所は待っているだけではできないんだよ、自ら動かなきゃ駄目なんだよ…ということを教えられた漫画である気がします。 社会的に優位にある宇佐美に対抗するのは非常に困難な道なんですよ。妻の菊子はというと、いらぬ知恵をつけぬ前ということで、高校卒業してからすぐ結婚させられ、男性には尽くすものという古風な女性観を持たされている。だから、宇佐美が菊子の罪悪感を利用して追い詰めるなんてお手の物。でも菊子は、妙からの援護射撃を受けて、彼女が本来持つ優しさや強さを武器に、彼女なりに暴君に立ち向かっていく、そのいじらしさに涙したり…。 なにせ宇佐美も口が立つだけに、それに対抗するにはさらに上を行かなくちゃいけない。言語の応酬では妙の切り返しにエールを送ったり(口論は妙の役割!)、納得させられたりして…。自分も理論武装のためにこのフレーズはいただこうと思ったりした記憶があるなぁ。とにかく一言一言が身にしみた漫画でした。 でもただ緊張感あるだけじゃなくて、ユーモアや遊びが根底にあるところは薔薇のためにと同じ。漫画は借りるか立ち読みですませる派だったのですが、大人になって買い揃えたシリーズのひとつです。 とにかく!薔薇のために改め、「薔薇之恋」、漫画の雰囲気は出せるのでしょうか?北海道が舞台っていうのも全体の雰囲気としては結構肝心なんだけどなぁ〜。 麒麟館グラフィティー (1)
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初めましてこんにちは!月と申します。 |
月 URL 2007/04/28 23:40 |
月さん、こんにちは〜。ようこそいらっしゃいませ〜。台湾ってそんなにやってるんですか〜。全然事情を知らない私!イマジンも実写化されていたとは…。イマジンも好きなんですけどね〜。そういえば聞いた事あるような、ないような…。 |
harpseal 2007/04/29 00:19 |
はじめてお邪魔します! |
rikio 2007/07/05 18:15 |
コメントありがとうございます。 |
harpseal 2007/07/10 12:43 |
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